こんにちは。きっしーです。
今回はスカイプレミアムで実際に利確する際の具体的な流れ
- 解約方法
- 税金
について解説していきたいと思います。
スカイプレミアムとライオンプレミアムの出金・解約方法
スカイプレミアムから解約手順は
- GQ Capitalからの出金
- スカイプレミアムの解約
の二つの作業が必要です。
スカイプレミアムの解約方法
スカイプレミアムのウェブサイトからログインし、『退会申請』より退会を申請します。
GQ Capitalからの出金
GQFXのウェブサイトから管理画面にログイン後、管理画面の『withdrawal』より、出金額を指定。全額出金する場合は『Full amount』を選択し出金処理。自動返信メールより指定の提出書類を提出し、約1ヶ月で着金します。
住所証明書・・・3ヶ月以内の公共料金明細書、口座取引明細書、住民票など。
スカイプレミアムの利益にかかる税金について
スカイプレミアムの投資では、出た利益に対して税金を収めないといけないため、確定申告をする必要があります。
スカイプレミアム(ライオンプレレミアム)への投資とは、海外FX取引の委託ですので、海外FX取引の利益としてみなします。
海外FX取引に関する利益は『雑所得』に分類され、総合課税の対象となります。
総合課税について
給与所得と合算して、所得税を収める必要があります。
サラリーマンとしての給料にスカイプレミアムの利益を合算した金額に課税されます。税率が上がるギリギリのところでスカイプレミアムからの引き出し額を調整することをお勧めします。
ちなみに年末調整済みのサラリーマンであれば雑所得は20万円以下なら申告不要です。個人事業主やフリーランスと言ったサラリーマン以外の方は対象外となります。サラリーマンでも年収2000万円以上の方や2箇所以上から給与をもらっている方は確定申告は必要です。
課税される所得金 | 額税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超 | 40% | 2,796,000円 |
損失が出た場合について
損失が出た場合ですが、海外FXの場合は、損失の内部通算が可能です。
内部通算とは、同じ年のFX等の雑所得の利益と損失を相殺することです。
スカイプレミアム ・・・-50万円
海外FXA社・・・・・・50万円
海外FXB社・・・・・・30万円内部通算すると30万円となりますので、確定申告を行い総合課税で納税します。
スカイプレミアム ・・・-100万円
海外FXA社・・・・・・50万円
海外FXB社・・・・・・20万円
内部通算すると-30万円となりますので確定申告する必要はありません。
ただ内部通算できるのは海外FXなどの雑所得同士のみで、給与所得から30万円控除することはできません。
また30万円の損失は次年度以降には繰越せません!
税金額の計算方法
それでは実際に収める税金がいくらになるのか、具体的な計算方法についてご説明いたします。
スカイププレミアム利益・・・100万円
合計収入・・・・・・・・・・600万円
課税所得 = スカイプレミアム利益 + 額面給料 ー 給与所得控除 ー 社会保険料(約14%)ー 基礎控除(48万円)
税額 = 課税所得 x 税率
給与等の収入金額 (給与所得の源泉徴収票の支払金額) |
給与所得控除額 | |
---|---|---|
1,625,000円まで | 550,000円 | |
1,625,001円から | 1,800,000円まで | 収入金額×40%-100,000円 |
1,800,001円から | 3,600,000円まで | 収入金額×30%+80,000円 |
3,600,001円から | 6,600,000円まで | 収入金額×20%+440,000円 |
6,600,001円から | 8,500,000円まで | 収入金額×10%+1,100,000円 |
8,500,001円以上 | 1,950,000円(上限) |
税額 = 1,950,000円 x 5% +1,350,000 x 10% + 80,000 x 20% = 248,500円
まとめ
スカイプレミアムの出金、解約、税金についてまとめてきました。
スカイプレミアムは引き出した利益に対して課税対象となるため、ある程度複利運用をしつつ、毎年少しずつ出金することをお勧めします。一気に出金すると税率がみるみる上がって、利益率はどんどん落ちていきます。
また他の先物取引と損益通算も可能ですので、こういった税制度を利用して、利益最大化を測ってみてください。
じゃまた!byきっしー